
むし歯にならないために、生活習慣を見直してみませんか。
間食、いわゆるおやつですが、皆さまはどのように召し上がっているでしょうか。お口の中は、唾液によってほぼ中性に保たれているのですが、砂糖が含まれているような甘いものを召し上がると、お口の中が酸性になります。もし、間食を時間を区切らず、だらだらと長時間召し上がってしまいますと、お口の中が酸性の状態から復帰することができず、歯の表面が溶けやすい状況にさらされ、結果としてむし歯になりやすくなってしまいます。
歯磨きの仕方もいろいろとありますが、テレビ等を見ながら、15分ぐらい、歯磨き粉を使わないで磨いてみてください。歯磨き粉を使ってしまうと、お口の中が泡でいっぱいになってしまい、プラークが取れているかわかりにくいですが、使用しなければ、歯の表面がきれいになっているのが、実感しやすいと思います。
歯磨き粉は、そのあとに使って全体の仕上げを担当していただきたいと思います。

プラークと歯石が付着したまま放置しますと、歯肉が腫れてきます。 歯の表面に付着している細菌とカルシウムの塊を歯石と呼んでいます。これが長期に付いたままだと歯肉の病気から歯を支える歯槽骨の病気へと進むため、定期的に、しっかり手入れして取り除く必要があります。このような歯石は強固に付いているため、歯ブラシで取り除くことはできないため、歯科医院にて除去する必要があります。
歯石を取って歯の表面が綺麗にすると、歯肉の腫れがなくなります。 自由が丘歯科では、丁寧な歯石の除去とブラッシングの指導をしております。定期的なお口の中のお掃除と、歯周病のチェックが、状態の改善と維持に大切になります。
喫煙は、歯周病の二大危険因子のひとつで、喫煙と歯周病は密接に関連しています。そして、口腔、特に、歯周組織は、能動喫煙だけでなく、受動喫煙でも、直接、悪影響を受ける最初の関門になります。また、親の喫煙により、子供の歯肉に、メラニン色素沈着として早期に高率にあらわれます。しかし、適切に診断した上で、本人が禁煙、もしくは、周囲の受動喫煙がなくなれば、歯周病は改善します。