顎関節症について
「あごが痛い」
「口が開かない」
「カクカク音がして痛い」
こんな症状はありませんか?
あなたの顎(がく)関節の自己チェック法
口を大きく開いたとき,人差し指から薬指を並べた3本指を縦にして入りますか?
口を大きく開け閉めした時,あごの痛みがありますか?
口を大きく開いたとき,まっすぐに開きますか?
干し肉,するめ,タコなど硬いものを食べるとあごや顔が痛みますか?
以上のような症状がある方は、顎関節症かもしれません.
顎(がく)関節症とは?
顎関節症の代表的な症状
顎関節症の代表的な症状は,「あごが痛む(顎関節痛)」,「口が開かない(開口障害)」.「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」の三つで,このうち一つ以上の症状があり,他の病気がない病態を「顎関節症」といいます.
当院では、患者さんそれぞれの病態に合わせ、薬物療法、スプリント療法、機能訓練などを組み合わせた治療を行っております。
家庭での健康法
治療自体は歯科医院でで行われますが,家庭での注意も必要になります.一番大切なことはアゴの関節に負担をかけないことです.
うつぶせ寝,睡眠不足,フランスパン,ビーフジャーキー,タコ,イカなどの硬い食品や大きな食品を避ける,歯を噛みしめる癖,あごを後ろに引く動きが必要なフルートやサクソフォンなどの管楽器の演奏,顎で楽器を挟むバイオリン演奏,格闘技やスキューバダイビングなどは控えることが大事です.
さらに筋肉のマッサージは自宅でもできます.現代人は非常にストレスが多いです.直接あごに負担のかからない生活を心がけましょう.